免許証の写真は、通常3年~5年は使い続けるものだから、出来るだけ良い写りにしたいもの。
なのに毎回、残念な写りで免許の更新の度に絶望している方も多いのではないでしょうか?
そんな免許証の写真ですが、ちょっとした工夫で写りが格段に良くなるんです。今回は、免許証の写真写りを良くするコツやテクニックをご紹介したいと思います。
髪型でまったく違う印象に。
撮影の際、気になるのが髪型。髪で輪郭を隠して小顔効果を・・・。という方も多いですが、これはNG!
胸から上の部分だけを撮影する運転免許証写真の場合、逆に頭が大きく見えてしまうので避けましょう。
顔周りの髪は、まとめたり、耳にかけたりするとすっきりした印象に写ります。
前髪も重要!
パッツン前髪や、目にかかるような前髪だと、髪の毛で影になってしまうため暗い印象になってしまいます。
写真写りを気にするのであれば、お気に入りの前髪は諦めた方が良いでしょう。
前髪はサイドに流し、目にかからないようにすると、顔周りが明るくすっきりした印象に。
首元に髪がかからないように
首に髪の毛がかかると、顔色が悪く見えたり、野暮ったい印象になってしまいます。
また、首が短く見え、顔がでかく写ってしまいますので、首もとの髪の毛はすっきりと。
写真を撮る前は、鏡でのチェックを忘れずに。
写真映えメイク
運転免許証写真は、背景が青色・水色ということもあり、全体的に青っぽい仕上がりになるため、顔色が悪く見えがちです。
目の周りには、しっかりめにハイライトを入れ、クマやくすみなどはしっかりと消しとにかく血色良く見せて。
ポイントメイクに力を入れて。
アイメイクは、目を縦に大きく見えるように、ラインやアイシャドウをいれるのがポイント。
アイシャドウの色が濃いと目元が暗く潰れた仕上がりになってしまうので、薄い色のものがオススメです。
つけまつげやマツエクなどは影になってしまうため、目元が暗い印象になってしまいます。出来れば避けた方がよいでしょう。
チークは、うっすらとしか写らないので、いつもより濃いめに入れるぐらいで丁度良いでしょう。
リップや口紅も、はっきりした色のを選んで。ヌーディーカラーや薄めのピンクリップだと血色悪く写ってしまいます。
カラコンは自然なものを!
瞳の色を明らかに変えてしまうようなカラーコンタクトはNGですが、自然なものであれば注意されることもありません。
あまりに不自然なものだと外すように言われてしまうので注意しましょう!
洋服選びも重要!
ブルー系の服は、背景と同化して写真がぼんやりとした印象になってしまうので避けましょう。
ボーダー柄やダボッとしたシルエットの服、ニットなど素材が厚手のものだと太って見えるので避けた方がよいでしょう。
着痩せ効果を狙って黒などのダークトーンを選ぶ人も多いですが、背景が青色や水色の運転免許証写真の場合、顔色がさらに沈んで見えてしまいます。
白やベージュなどで薄手の生地のものを!
運転免許証写真のためのベストカラーは、顔色が明るく見える白またはベージュです。
体のラインが出る薄手の生地のものをセレクトしてスッキリと見せましょう。
Vネックですっきり見せて!
さらにデザインも重要なポイントです。
タートルネックのように襟元が詰まっているものより、Vネックやラウンドネックなど襟元が広く開いている服の方が、首が長く見えるため細身な印象になります。
シンプルで飽きのこないデザインの服を!
このデザイン、もう古いよね。となるようなトレンド服よりも、シンプルで無難なデザインのお洋服がオススメです。
後から見て恥ずかしくならないデザインがよいでしょう。
ハンカチなどをレフ板の代わりに
どうしても暗く写ってしまう運転免許証の写真。
ハンカチをレフ板の代わりにして少しでも明るく見せるのもひとつのテクニックです!
ハンカチ以外に、白いトートバックや、白いワンピースやスカートなどでもOK!
印象は姿勢で変わる!
姿勢や顔の角度によっても仕上がりが大きく変わってきます。とにかく姿勢を正し、口角を上げるように心がけましょう。
あごを下げ、目線はレンズの少し下あたりを見るようにすると自然です。
事前にイメージや笑顔の練習を!
撮影時間は一瞬です。顔作りや姿勢、思い描いていたものと違う仕上がりにならないように、正しい姿勢、笑顔の練習(笑顔と言いましても、ニコって笑うのはNG)をしておくと良いでしょう。撮影前は、とにかく楽しい事を考えて。
持ち込み写真で納得いく仕上がりに!
持参した写真でも運転免許証でも更新手続は可能です。仕上がりを見て絶望する前に前撮りを行なうのもひとつの手です。
持ち込み写真の規定
カラー:無帽、正面、上三分身、無背景、単一色
サイズ:縦3cm×横2.4cmの 縁なし
※申請前6か月以内に撮影したものに限ります。
まとめ
先日、免許の更新に行きました。普段より念入りにクマなどを消して行ったつもりでしたが、仕上がりを見るとうっすらとクマに。
口紅も普段より濃いめにしたのですが、やはり血色が悪い仕上がりに。そのような失敗を踏まえ、この記事を書いてみました!お役に立てれば幸いです。