美容院帰りの髪はツヤツヤなのに、数週間経つとまたボサボサに逆戻り。
しっかりケアしてるつもりのになぜ…?と悩んでいるあなた!
あなたのヘアケア、もしかしたら間違ってるかも?
髪もスキンケアと同じように、ベースのケアが大切。
美肌と同じように、美髪も毎日の習慣で作られるのです。
今回は、正しいケアの方法の基本からオススメのヘアケアの方法などをご紹介していきたい思います。
ダメージの原因とは?
ヘアカラー・パーマによるダメージ
パーマ剤やブリーチ剤のアルカリ剤や還元剤の成分によってキューティクルが剥がれ、毛髪内部の栄養分が流出することにより、髪が傷んでしまいます。
紫外線によるダメージ
髪は、顔の5倍以上紫外線の影響を受けています。髪は、紫外線を受けることで火傷状態になります。
紫外線を浴び続けキューティクルが損傷する事により、枝毛・切れ毛などの原因になってしまうのです。
また、内部のメラニンが分解されることで、髪が少しずつ明るくなってしまいます。
ドライヤー(熱)などによるダメージ
髪の毛の8割はケラチンというタンパク質で構成されています。
このタンパク質が、ドライヤーやアイロンなどの熱によって熱変性(タンパク質変性)を起こしてしまうことにより、髪が傷んでしまいます。
ブラッシングによるダメージ
ブラッシングをしすぎるとキューティクルが剥がれてしまうので、ダメージに繋がってしまいます。
カットによるダメージ
カットした髪の断面は内部がむき出しになるので、間充物質が流出しやすく、パサつきの原因になります。
シャンプーなどによるダメージ
安いシャンプーには、石油系や合成の界面活性剤、また防腐剤などが使われいていることがあります。
これらのシャンプーは洗浄力が強く、必要な皮脂や油分までを落としてしまうため、乾燥や髪のきしみの原因になってしまいます。
正しいシャンプーのやり方
1.ブラッシングをする
まずは、目の粗いブラシでよくとかします。
知ってても、ついつい省いてしまいがちな行程ですが、ブラッシングすることでフケやほこりなどが落ちるので洗浄力がアップします。
また、髪のもつれを解くことで、シャンプーの際の抜け毛を減らす効果も。
2.しっかり濡らす
地肌から濡らしていきます。
手を使って、髪の毛にお湯を含ませるように濡らし、地肌を予洗いしましょう。
この素洗いで、約7割程度の汚れを落とすことができます。
頭皮も軽くマッサージしてあげるとなお良いです。
3.水気をきる
水気をしっかり切りましょう。
水気を切らないでそのままシャンプーをつけてしますと、お湯といっしょにシャンプーが流れてしまうためなかなか泡立たず、必要以上に髪をこすってしまうため、ダメージの原因になることもあります。
4.シャンプーの量多すぎてもダメ!
シャンプーをたくさん使えば、綺麗になるというわけではありません!
シャンプーを使い過ぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまうため、フケや乾燥、抜け毛の原因になってしまいます。
ミディアムで1〜2プッシュが目安。自分の髪の長さによって量を調整しましょう。
5.シャンプーを手のひらで泡立てる
シャンプーはしっかり泡立ててから!
原液を直接つけると、頭全体に行き渡らず、洗い残しやすくなります。
6.泡は地肌からつける
頭皮の皮脂をきちんと洗いましょう。
シャンプーで一番洗わないといけないのは、頭皮です。
頭皮を洗えば髪も自然に洗えますので、頭皮をしっかり洗うことを心がけましょう。
シャンプーは髪ではなく地肌に泡をつけて、爪を立てず、指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするように洗っていきます。
7.頭皮をマッサージするように洗う
円を描く→ジグザグ
円を描き、頭皮をマッサージした後に、ジグザグとさらにマッサージしていきます。
頭皮をマッサージしながら洗っていくことで、毛穴も綺麗になり、血行も改善されます。
8.しっかりとすすぐ
地肌から流していきます。
地肌に手を入れながら、マッサージするようにすすいでいきます。
頭のてっぺんからジャージャーと流すのではなく、頭皮にシャワーヘッドを当てて、地肌からしっかりと流します。
すすぎ残しのないようにしっかり流しましょう。
シャンプーの選び方
注目したいのは、シャンプーに含まれる成分です。
石油系合成界面活性のラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムなど「ラウリル」「硫酸」とつく成分には注意が必要です。
これらの界面活性剤は洗浄力が強く、必要な皮脂や油分までを落としてしまうため、乾燥や髪のきしみの原因になってしまいます。
また、キューティクルが剥がれ、髪の内部の栄養が抜けやすい状態にあるダメージヘアの方が、洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、シャンプーの度に髪の痛みを悪化させてしまったり、カラーやパーマの持ちが悪くなったりしてしまうデメリットもあります。
オススメな成分としては、アミノ酸系、ベタイン系など両性界面活性剤をつかったシャンプーがおすすめです。
おすすめのシャンプー
mogans ノンシリコンアミノ酸シャンプー〈スムース&ガーデン〉
髪にも頭皮にも負担をかけない!ノンシリコンアミノ酸ヘアシャンプー!
@cosmeでも大人気のmogansシャンプーシリーズの新作です。
モーガンスは、石油由来の界面活性剤はもちろん、シリコンや合成ポリマーといった、毛穴の詰まりの原因となるコーティング剤、パラベンなどの保存料は一切使用していません!
髪と同じ弱酸性のアミノ酸を高配合し、髪のダメージを内部から補修して輝きを与えてくれます。
アマトラ クゥオ ヘアバス〈シャンプー〉
正しいトリートメントのやり方
1.きちんと水気を切る
手のひらを合わせて、毛先の水をきります。
ショートへアの場合は、オールバックにするように手で髪をなでつければOK。
タオルで軽くドライしてから行うと、なお良いです。
2.トリートメントは毛先から順に
ミディアムでさくらんぼ程度の量!
指先や指の間にトリートメントを伸ばし、毛先から順に全体に行き渡らしていきます。手ぐしで髪にまんべんなく行き渡らしていきましょう。
トリートメントは、中間(耳あたり)から毛先までにつけます。くれぐれも根元にはつけないようにしましょう。
3.毛先に揉みこむ
手で揉み込み、髪に浸透させます。
指2~3本で毛先をつまみ取り、丁寧に下に滑らせます。
お次に、さらにトリートメントが浸透するように、手で髪を包み込みキュッキュッと揉み込みます。
指にザラつきを感じなくなればOKです!
4.3〜5分置く
蒸しタオルで髪を包んで!
集中ケアをしたい方は、タオルを熱いお湯につけて絞り、蒸しタオルを作って髪を包みます。
こうすることで、毛髪があたたまりタンパク質の結合が緩むため、トリートメント剤がより内部に浸透し効果がグッと高まります。
長い時間置いても効果は変わりません!長くても10分を目安に。
5.やさしくすすぐ
すすぎ過ぎないように!
すすぎは余分なヌルヌル感が取れ、髪にしっとり感が残る程度が目安です。
流しすぎないように注意しましょう。
正しいドライヤーのやり方
1.水気をきる
まずは、毛先の水気をしっかりきりましょう。
2.タオルドライをきちんとする
ドライヤー時間を短縮させるためにも、タオルドライをきちんと行いましょう。
こうすることで、熱によるダメージ軽減させることが出来ます。
両手で円を描くように、乾いたタオルで頭皮からふき始めます。
シャンプーと同様に、指の腹で頭皮を掴んで、マッサージを行うようにしながらふいて、長い部分はタオルを持った両手で髪をはさんではさみ込むようにして、水分をふき取ります。
ゴシゴシこすると摩擦により髪を傷めてしまうので、丁寧に優しく包み込むように拭き取りましょう!
水分をよく吸収するマイクロファイバーなどのタオルを使うのもおすすめです。
3.洗い流さないトリートメント・ヘアオイルをつける
髪が濡れているうちに、洗い流さないトリートメントやヘアオイルをつけます。
種類にもよりますが、あずき大ほどでOKです!
4.ドライする
根元から順に徐々に毛先に!
ドライヤーは20センチ以上離し、小刻みに動かしながらドライヤーをあてていきます。
ドライヤーの方向や温度のポイント▽
ドライヤーは基本的に、後ろから前へ、髪を流したい方向に当てます。
ボリュームをおさえたいなら上から下へ当て、ボリュームを出したい部分だけは逆に。
乾かしすぎると傷むので、まず先に根元を乾かしてから。
弱風で中間から毛先を乾かしていくと毛先が乾きすぎず、時間短縮にもなります。
5.冷風をあてる
最後に、髪全体に冷風をあてます。
冷風を当てることで、キューティクルが引き締まり、ツヤが出ます。
キューティクルを引き締めることで、髪の水分や栄養が逃げにくくなり、潤いの髪の維持に繋がります。
おすすめのドライヤー
レプロナイザー
使うほどに髪が美しくなる魔法のドライヤー
SNSや口コミを中心に「使うほどに髪が潤う」と話題の魔法のドライヤー「レプロナイザー」。独自技術が施された特殊セラミックスによって、髪に艶と潤いを与えてくれます。
ヘアビューザーについて詳しく知りたい方は、使うほどに髪が綺麗になる魔法のドライヤーヘアビューザーの記事をよんでみてくださいね!
正しいブラッシングのやり方
ブラッシングは、ドライした後に!
シャンプー時や洗髪直後の濡れた状態でブラッシングをすると、キューティクルが剥がれてしまいます。
ある程度乾いてから、ブラシを使ってください。
ブラッシングのときは「まず下から」が鉄則!
頭頂部からとかすと、毛先をとかすときに絡みやすく、ブラッシングでのダメージを招くので注意してください。
まずは、髪のほつれをといてから優しくブラッシングしていきましょう。
ヘアオイルの選び方
ヘアオイルは大きく分けて2種類に分けられます。
香りはもちろん、成分や質感なども異なりますので、自分の髪質、悩みにあったヘアオイルを見つけてみましょう。
植物性ヘアオイル
天然成分を主原料とした植物性のヘアオイルは、髪にも頭皮にも優しく、敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。は
椿油・オリーブ油・ホホバオイル・アボガドオイル・ココナッツオイルこれにあたります。
鉱物性ヘアオイル
原料は主に石油でミネラルオイルとも呼ばれています。植物性のヘアオイルよりも手触りや滑らかさが特徴です。
シリコンを使ったものが代表的で、髪表面のコーティングに長けています。などがこれにあたります。
オススメのヘアオイル
ヴェレダ オーガニックヘアオイル〈植物性〉
艶がなくパサつきがち、枝毛の気になるなる方にオススメ!
ピーナッツオイルや天然エッセンシャルオイルが、乾燥した髪をしなやかに柔らかく整え、自然なツヤとコシを与えます。
傷んだ髪の枝毛も予防。さらにゴボウエキスが潤いを与え、頭皮の環境も整えて、健康でしなやかな髪へ導きます。
モロッカンオイル〈鉱物性〉
セレブ御用達。どんな髪質にも艶とまとまりと与える!大人気ヘアオイル!
調合されているアルガンオイルには、ビタミンA、E、F に加え、髪を育てるフェロール類やトコフェロール類が存分に含まれています。
ダメージを受けた髪をケアしながらすぐに髪に溶け込み、自然でなめらか、かつツヤのある仕上がりになります。
おすすめの洗い流さないトリートメント
ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン
潤い+程よいふんわり感、扱いやすい髪へ!
加水分解コラーゲン(保湿成分)が毛髪のCMCに浸透し水分量を高め、硬い髪を柔らかく扱いやすい素直な状態へ整えます。
私もドライ前に使っていますが、使用しない時との違いは歴然!手放せません。
ケラスターゼ HU ユイルスブリム ティーインペリアル
しっとりツヤっとまとまる髪に。
厳選された4つのオイル絶妙なバランスで配合。
さらに希少な植物由来成分「ホワイトティーエキス」を贅沢に配合し、ツヤやかな質感収まりの良い髪へと導きます。
ダマスクローズ配合の女性らしい香りにもうっとり。
まとめ
美髪は一日にして成らず!正しいヘアケアを積み重ねることによって、ダメージ知らずの美髪をキープすることが出来ます。
お風呂上がり、乾かすの面倒で自然乾燥してしまったり、忙しい時など、ついつい雑に髪を洗ってしまう時もあると思いますが、お肌のケアのように、髪も丁寧に優しく扱ってあげましょう。
これからの季節、紫外線によるダメージも心配されますので、髪への紫外線対策もしっかり行ってあげてくださいね!