メイクの基本編、第二弾として、今回は「チーク」について取り上げてみようと思います。
みなさんは、日頃「チーク」をお使いでしょうか?
チークをお使いの方は「チークが無いと物足りない気がするから」「チークをしないと、顔色が悪く見えるから」
こんな理由で、なんとなくチークを塗っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、「チークがうまく塗れない」「自分に似合うチークの入れ方や色味が分からない」という方もいらっしゃると思います。
今回は、チークの塗り方について、改めて基本からおさらいしていきましょう!
これを読めば、なんとなく塗っていたチークを自分のものに出来ると思います♡
では、さっそく…
チークの種類とテクスチャーの違い
まずは、チークの種類や特徴についてです。
近年、パウダータイプのチーク以外にも、さまざまな種類のチークが登場していますよね。
それぞれテクスチャーも異なるので、当然仕上がりも変わってきます。
自分がなりたい肌や好みによって選んでみましょう♡
パウダーチーク
どんな肌タイプにも馴染みやすくムラになりにくいので、チークの中でも一番使いやすく、初心者にオススメのタイプです。
クリームチーク・練りチーク
肌によく密着するので色持ちがよく、くっきりと鮮やかな発色で、カサつきにくいのが特徴です。
リキッドチーク・ジェルチーク
自然で透明感のある肌に仕上がります。
水分が多いので、伸ばしやすいのですが、一度ムラになってしまうと修正が難しいというデメリットもあります。
チークの塗り方のポイント
ブラシやスポンジで仕上げる
ブラシが良ければ、チーク自体は安いものでも良い!
チークがうまく塗れない‥‥という方は、チークブラシを使うことを強くオススメします。
チークブラシを使うことで、仕上がりも格段と変わってきますし、メイク時間も短縮出来ます。
付属のブラシやパフは携帯用として使用し、家では、チークブラシを使って仕上げると良いでしょう。
また、クリームチークなどをお使いの場合は、指だけで仕上げるよりも、スポンジを使ってぼかすと、色ムラになりにくく自然に仕上がります。
★チークブラシ選びのポイント
- 持ち手が長いもの
- たっぷり毛量があって、柔らかい毛質のもの
★スポンジ選びのポイント
- 肉厚でふんわりしたもの
しっかりベースを整える
モチを良くするためにも、ベースはしっかりと!
「チークが落ちやすい」という方は、ベースメイクに問題があるかもしれません‥‥。
これは、ベースメイクがしっかりしてないと、ムラになりやすく、崩れやすくなってしまうため。
しっかりとベースを作っておくことで、色持ちよく綺麗に保つことが出来ますので、ベースメイクを見直してみてください。
基本のチークの塗り方
チークを塗る位置
★黒目の位置からまっすぐ下ろしたラインより外側
★小鼻と耳たぶの下をつなぐラインより上側
チークを入れる範囲の基本は、★の位置になります。
流行りのメイクや、骨格に合った位置などもあると思いますので、ご自身の好みによって調整してみて下さいね♡
パウダーチークの塗り方
❶ チークをブラシにたっぷりと含ませます。
❷ 手の甲にチークを馴染ませながら、量を調整します。
❸ にこっり笑った時に出る、頬骨の一番高いところから、ブラシをくるくるさせながら顔の外に向かってチークを塗っていきます。
❹ お好みの具合に塗れたら、ブラシにパウダーファンデーションをとり、顔の外側に向ってぼかしたら完成です!
チークをいきなりブラシに取って、直接顔に付けるとムラが出来やすくなってしまうので、一度、手の甲やティッシュで粉を払って馴染ませてから塗ると綺麗に仕上がります。
リキッド・クリームチークの塗り方
❶ チークを少しとり、チークを手の甲にのせます。
❷ 指で顔の中心部分にチークを少しずつのせていきます。
❸ 指かスポンジでチークをしっかりと馴染ませぼかしていきます。
❹ フェイスパウダーをのせ仕上げたら完成です。
パウダーチークと同様、いきなり頰にのせず、一度手の甲にとって調節しながらつけていくのがポイントです!
仕上げに乳液を少しとり、頬骨あたりに少し馴染ませると、ナチュラルなツヤ肌に仕上がります♡
クリームチークを塗るタイミング
リキッドファンデーションの場合
下地→リキッドファンデーション→クリームチーク→フェイスパウダー
パウダーファンデーションの場合
下地→クリームチーク→パウダーファンデーション
なりたいイメージ別チークの入れ方
かわいいイメージ
頬骨の高い位置に丸めにチークを入れると、可愛らしい印象に仕上がります。
大人っぽいイメージ
頰のやや低めの位置から耳ななめにチークを入れると、大人っぽく知的な印象に仕上がります。
上品なイメージ
耳の横から小鼻にむかって、やや平行にチークを入れると、清楚で品のある印象に仕上がります。
顔型別チークの入れ方
丸顔さんのチークの入れ方
頬の中央からこめかみにかけて、ナナメに控えめに。
丸顔の方は、チークを大きく入れてしまうと、丸さが際立ってしまうので、チークの幅を狭く入れるのがポイントです。
頬の中央からこめかみにかけてななめにチークを入れ、シャープに見せるのがオススメです。
逆三角形さんのチークの入れ方
丸く広めに、ふんわりと。
逆三角形型の方は、ななめにチークを入れてしまうとキツい感じに見えてしまいます。
ふんわりと丸く広めにチークを入れ、輪郭をやわらかく優しく見せてあげるのがオススメです。
ベース形さんのチークの入れ方
頬の中央からこめかみにかけて、ややナナメに。
ベース型の方は、エラを目立たなくさせるようにチークを入れると、すっきり綺麗に見えます。
頬の中央からこめかみにかけて、ややななめにチークを入れると、気になるエラの張りや輪郭をカバーできるのでオススメです。
面長さんのチークの入れ方
耳の横から小鼻にかけて、やや平行に。
面長型の方は、ななめやタテに長くチークを入れてしまうと、より面長に見えてしまいます。
全体のバランスを良く見えるように、耳の横から小鼻に向けてやや平行気味にチークを入れてあげるのがオススメです。
チークの色別!仕上がりイメージの違い
コーラルピンク
定番のコーラルピンクは、男性ウケもよく、ふんわりガーリーな雰囲気を簡単に作ることが出来ます。
特にコーラル系のピンクは日本人顔にも馴染みがよく、チーク初心者という方でも「失敗しにくく、扱いやすいカラー」です。
ローズピンク
華やかで女性らしさもあるローズピンクは、ピュアでナチュラルな雰囲気もあり、肌馴染みがよく派手すぎないので、上品な仕上がりになります。
使いやすいのカラーなのでひとつ持っておくと便利です。
ペールピンク
青みがかったペールピンクは、どこか儚げな印象。色が白い方にオススメなカラーです。
顔の広範囲に入れてしまうと浮いてしまい、顔色が悪く見えてしまうケースもあるので注意が必要です。
似合う似合わないはっきり分かれるカラーで扱いにくく、難易度高めなカラーです。
レッド
最近人気を集めているレッドチーク。色っぽく、お洒落でセクシーな仕上がりになります。
はっきりした色なので、初心者は失敗しがちなカラーでもあります。
色浮きしやすいので、パウダータイプのものよりもクリームやリキッドタイプで、肌にしっかり馴染ませると綺麗に仕上がります。
オレンジ
ナチュラルでヘルシーに仕上がります。元気でちょっぴりお茶目な雰囲気にも合いますし、大人の女性のカジュアルなオフスタイルにもぴったりです。
少しトーンの暗いオレンジなら春夏だけではなく、秋冬にも使えます。
カラーメイクとの相性も良く、自由なお洒落を楽しみたい方にオススメなカラーです。
自分に似合うチークの選び方
自分に似合うチークを選ぶ時に注目したいのが、肌色です。
まずは、自分の肌色をチェックしてみましょう。
より、チェック項目が当てはまる方が自分のベースカラーとなります。
イエローベースの方の特徴
- どちらかというと、色が黒く、肌が黄み寄りである。
- 唇の色がサーモンピンクやピーチ寄りである。 ︎
- 手の色は、黄色からオレンジ色のような色味である。 ︎
- 日焼けすると小麦色になりやすい。
︎ - 真っ白な色よりもクリーム色の方が似合う。 ︎
- シルバーよりゴールド系の色の方が肌のなじみが良い。
ブルーベースの方の特徴
-
︎ どちらかというと、色が白く、肌が青み寄りである。
-
唇の色が桜色やローズピンク寄りである。
-
手の色は、青色~赤紫色のような色味である。
-
日焼けをすると肌が赤くなりやすい。
-
クリーム色よりも真っ白な色の方が似合う。
-
ゴールドよりシルバー系の色の方が方が肌なじみが良い。
イエローベースさんに似合う色
イエローベースの方は、肌馴染みの良い黄み寄りのカラーがオススメです。
シェルピンク・コーラルピンク・オレンジレッド・サーモンピンク・アプリコット・レッドパプリカなど
ブルーベースさんに似合う色
ブルーベースの方は、透明感の出る青み寄りのカラーがオススメです。
スモーキーピンク・ローズピンク・ウォーターメロン・ピンクベージュ・マゼンダ・ブルーレッドなど
まとめ
いかがでしたか?自分の似合う色や塗り方は見つかりましたか?
基本が分かるとアレンジや応用もしやすいと思いますし、自分に似合うメイクも見つけやすいと思います。
参考になった方は、ぜひシェアをお願いします♡