サロン帰りのヘアカラーを長く楽しみたいけど、しばらくすると「色落ち(褪色)してしまう」「色味が変わってきてしまう」と悩まれていませんか?
特に、最近人気のある「透明感のある外国人風ヘアカラー」や「華やかでツヤ感のあるピンク系のカラー」などは、色落ちが早いなぁ‥‥と感じている方もいらっしゃると思います。
では、どうすればサロン帰りのカラーをキープできるのか?
今回は、ヘアカラーのカラーキープ方法についてご紹介していきたいと思います。
サロン帰りの綺麗なカラーを長く楽しみたい!ヘアカラーの色持ちを良くしたい!という方は必見です。
ヘアカラーの色持ち期間ってどのくらい?
まずは、気になる「ヘアカラーの色持ち期間」についてですが、これに関しては、染めるカラーや髪の状態によっても異なるのですが、大体1ヶ月~3ヶ月程度で色落ちしてしまいます。
特に、アッシュ系やピンク系といったカラーは、日本人の髪質的にも色が残りにくいため、他のカラーに比べると色落ち(褪色)が早く、数日〜1ヶ月程度で色が抜けてしまうことも少なくありません‥‥。
ヘアカラー後に気をつけたい3つのこと
では「ヘアカラーを長持ち」させるためには、一体どうすれば良いのでしょうか?
ここでは、カラー後に気をつけておきたいことをご紹介します。
❶カラー当日は髪を洗わない
カラーを長持ちさせる方法として、最も有名なのが「カラー当日は髪を洗わないこと」です。
これは、ヘアカラーが完全に髪に定着するまでに、1週間ほど掛かってしまうため‥‥。
美容院後に、すぐにお風呂に入って‥‥となると、せっかく浸透させたヘアカラー剤を流出させてしまうので、少なくともカラー当日は、髪を洗わないでおくのがベストです!
特に、色味が入りにくいと言われているアッシュ系やピンク系、色味を大幅にチェンジした日などは、気持ち悪いなぁ‥‥と感じても、一晩は我慢してみましょう。
帰る前にセットしもらっているのだけど‥‥という方は、美容師さんに「そのまま寝れるようにセットしてもらえますか?」と一声掛けておくと、しっかり対応してもらえると思いますので、セット前に伝えておくと良いでしょう。
❷髪を洗う時はぬるま湯で
ヘアカラーは熱に弱いので、熱いお湯で髪を洗ってしまうと色落ちしやすくなってしまいます‥‥。
髪を洗う時のベストのお湯の温度は、36~38℃程度。少しぬるい感じる程度のお湯で髪を洗うのがベストです!
髪は、もともと熱に弱い性質があるため、ダメージを防ぐためにも毎日気をつけて頂きたいのですが、特にカラー後は、薬剤の影響でダメージを受けやすくなっています。
髪にダメージを与えないためにも、色落ちを防ぐためにも、シャワーの設定温度には、日々気をつけるようにしましょう。
❸毎日しっかり乾かそう
ヘアカラーが色落ちしてしまう原因のひとつが「髪のダメージ」です。
これは、キューティクルが傷ついてしまうと、カラーを閉じ込めることができなくなり、色落ちが早くなってしまうためです。
特に、濡れた髪は、デリケートでダメージを受けやすい状態なので、髪はしっかり乾かしてから寝るようにしましょう。
ただし、乾かしすぎは髪を傷めてしまう原因となりますので、ドライヤーをかける前はしっかりタオルドライを行い、熱や摩擦によるダメージを最小限に抑えること!
力強くゴシゴシと拭いてしまうと、摩擦によって髪の表面に大きなダメージを与えてしまいますので、できるだけ髪とタオルに摩擦が生じないよう「やさしく」水分を拭き取ってください。
美容師さんいわく、レプロナイザーを使うと「ヘアカラーの色持ちが良くなる」そうなので、色落ちが気になる方は、ドライヤーを新調してみるのも良いかもしれませんね!
ヘアカラーの色落ちを防ぐヘアケア方法とは?
できるだけ長くサロン帰りの綺麗な髪色をキープしたい‥‥!
そんなあなたは、これからご紹介する「ヘアカラーの色落ちを防ぐヘアケア方法」をぜひ試してみてください。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルは毎日使おう
ヘアカラーは、痛んだ髪ほど染料が浸透するため、ダメージヘアほど染まりやすいのですが、その反面で、一度浸透した染料が流出しやすく、色落ち(褪色)が早いという傾向にあります。
そのため「カラーを長持ちさせるため」にも、髪を傷めないよう日頃からケアを欠かさず行うことが大切です。
特に、ヘアカラー後は、薬剤の影響もあり傷みやすくなっていますので、ヘアカラー後1週間程度はいつもより念入りにケアしてあげましょう。
コテやヘアアイロンにも気をつけて
毎日のヘアセットで欠かせないコテやヘアアイロンも色落ち(褪色)の原因のひとつになってしまうので、注意が必要です。
特に、ヘアカラー後の髪は薬剤の影響で傷みやすいデリケートな状態ですので、染めてから2〜3日程度は使用を控えたほうが良いでしょう。
また、コテやヘアアイロンを使用される際には、熱によるダメージを抑えるためにも、専用のスタイリング剤やスプレーなどを使用し、低温ですばやくスタイリングするようにしましょう。
カラーの色落ちやダメージが気になる方は、美容師さんにも愛用者の多い「ヘアビューロンシリーズ 」もオススメです。
ヘアビューロンは、高温でも髪を傷めず何度も巻き直すことができ、さらに、低温でもしっかりスタイリングができるので、カラーをされている方はもちろん、ダメージが気になる方でも安心してご使用になれます。
紫外線(UV)対策も抜かりなく
日頃、意識せずに浴びてしまっている「紫外線」もヘアカラーの色落ちの原因になってしまうので、注意が必要です。
特に、ヘアカラー後の髪はカラー剤の影響により紫外線のダメージを受けやすい状態です。
そのため、何も対策せずにいると、キューティクルが傷ついてしまい、せっかく浸透させた染料が流出し、色落ち(褪色)してしまいます‥‥。
髪は、紫外線を浴びても赤みが出たり、極端に黒くなったりすることがないため、その影響が分かりづらいのですが、手足に比べ、常に無防備で紫外線をダイレクトに受ける部分ですので、しっかりとケアしてあげることが大切です。
外出時は帽子をかぶったり、日傘を持ち歩いたり、最近は、髪に使える日焼け止めやUVに対応したヘアケア製品なども数多くありますので、ぜひ上手に活用してみてください。
カラー専用のシャンプー・トリートメントを使おう
「カラー持ちを良くしたい」「色落ち(褪色)を防ぎたい」という方は、カラー専用のシャンプーやトリートメントを使うことを強くおすすめします。
カラー直後の髪は、一見綺麗に染まっているように見えるのですが、まだ完全には染料が定着していない状態です。
そのため、このような状態で洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、せっかく浸透させた染料が流れ出て、簡単に色落ちしてしまいます‥‥。
ですから、カラー後は最低でも一週間程度は「ヘアカラー専用シャンプー・トリートメント」を使うこと!これだけで、色持ちがグンと良くなります。
また、カラー直後の髪は非常にデリケートな状態ですので、必ずトリートメントを行ってケアするようにしましょう。
アッシュ系やピンク系といった外国人風ヘアカラーの色持ちが気になる方は、カラーキープとダメージケアが同時に行えるカラー復元トリートメントなどもおすすめですよ。
さいごに
カラーやパーマ、ヘアアイロンやコテなどにより、痛んでしまった髪は特に色落ちが早いので、毎日しっかりケアしてあげることが大切です。
最近では、カラーをキープしながらヘアケアが行えるシャンプーやトリートメントなども数多く販売されていますので、そういったアイテムを使ってみるという手もありますし、美容師さんと相談しながら褪色を楽しめるカラーにしてしまうのもひとつ手です。
今回ご紹介した、いくつかの方法は、カラー後にすぐに実践できるものですので「ヘアカラーを長持ちさせたい」という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。