先日、生まれて初めてぎっくり腰になりました。
いきなり、激痛が走り仕事も生活もままならないし
ぎっくり腰ってこんなに辛いものなのかと…
失礼かもしれないけど、ぎっくり腰っておじさんやおばさんがなるイメージだったので、結構ショックだったのですが、年齢は特に関係ないそうで…若い人でも、ぎっくり腰に悩む方や腰痛を抱える方は案外多いとを知りました。
そんな自分の経験をきっかけに、今回はぎっくり腰や腰痛に悩んだ時の対処法や治し方などをご紹介していきたいと思います。
腰痛・ぎっくり腰になりやすい人の特徴
- 姿勢が悪い人
- 柔らかい布団で寝ている人
- きつい下着をつけている人
- 肥満体型の人
- 重い荷物を持つことが多い人
- デスクワークの人
- 足を組む癖がある人
腰痛やぎっくり腰の原因とは?

私たちがぎっくり腰と呼んでいる腰痛は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれるものです。
ぎっくり腰になる原因はいろいろありますが…
主な原因として考えられるのは「筋肉疲労」「骨格の歪みによるもの」「腰への過負荷」
ほかにも、「脊椎の病気」「関節の病気」「内臓の病気」など病気が原因でなることがあります。
ここでは代表的な3つの原因をご紹介します。
筋肉疲労
原因のひとつとしてあげられるのが「筋肉の慢性疲労」です。
これは、仕事や生活の中で少しずつ溜め込んいた筋肉疲労がある時、許容量を超えてしまい、急な腰痛を招いてしまうものです。
筋肉疲労は、運動・姿勢・睡眠・ストレス・食生活などの改善により回復することができますので、生活を変えるよう意識していく必要があります。
骨格の歪みによるもの
普段から姿勢が悪かったり、長時間同じ体勢でいる方は、身体の柔軟性が失われ、同じ骨格や筋肉だけを使っている状態です。
そのため、使われている筋肉にばかり負荷がかかり、使われていない筋肉が少しずつ緩んでいきます。
これが続くと、筋力がアンバランスになり、骨格に歪みが生じてしまいます。骨格が歪むと、ある部分にばかり筋肉の疲労が蓄積されてしまうため、腰痛を引き起こしてしまうのです。
これは、立ちっぱなし・座りっぱなしの仕事をされてる方に多くみられるケースです。
腰への過負荷
高いところから飛び降りたり、振り返った瞬間、勢いよく起き上がった時、いきなり動いた際など、動きの急激な切り替えで、腰に過負荷がかかり、ぎっくり腰を起こしまうことがあります。
これは、若い人やスポーツ選手に多い原因のひとつです。
腰痛やぎっくり腰の治し方・緩和方法
2〜3日は安静に

痛みのピークは、ぎっくり腰になった日から2〜3日の間です。
そこから緩やかに改善の方向に向かいますので、痛みの絶頂時には安静にしておくのがベストです。
安静と言いましても、必ずしもベットで横になる必要はありません!
痛みが強くなるようなことを避け、自分が楽な体勢を見つけてみましょう。
患部を冷やす

ぎっくり腰は、「温める派」と「冷やす派」で意見に分かれますが、痛みを抑制するためには、冷やすのが効果的です。
冷やすことによって、神経が鈍るので痛みを感じにくい、麻酔作用のような働きをしてくれます。
冷湿布を貼ったり、アイスパックなどで患部を冷やすのがオススメな方法です。
お風呂はシャワーで済ませる

腰痛の場合は、患部を温めることで、血行が良くなり筋肉がほぐれるので、腰の痛みが軽減されるのですが…
ぎっくり腰の場合は、患部を冷やし、血管を収縮させ痛みと腫れを軽減させるのが、得策です。
そのため、お風呂で体を温めてしまうのは、逆効果!
基本的には、お風呂は避けた方が良いでしょう。
どうしても入りたいという方は、シャワーで汗を流す程度にしましょう。
湿布を貼る

痛みを和らげるために、湿布は有効的です。
湿布は薬局でも手に入るので、腰痛になりやすいという方は、とっさ応急処置用に持ち歩いておくと良いでしょう。
ですが、湿布であればなんでもいいというわけではありません!
腰痛の種類によって湿布の使い分けが必要です。
冷湿布
急性の腰痛に有効:ぎっくり腰などの急性な腰痛には冷湿布を使いましょう。
温湿布
慢性的な腰痛に有効:日頃から腰痛に悩まされているという方は温湿布を使いましょう。
腰痛ベルトやコルセットを巻く

腰痛ベルトやコルセットを着けることで、体を支える筋肉や背筋の働きを助け、腰回りが安定するため症状が楽になります。
腰痛を直接治すものではないのですが、痛みがある間は着けることをオススメします。
痛みが続く場合は病院へ

じっとしていても痛いのに、病院に行くなんて無理と思われる方も多いでしょう。
ですが、どんな体勢でいても楽にならない場合や、痛みに合わせて「発熱」や「発汗」がある場合は他の病気の可能性も考えられますので、早めに整形外科やかかりつけ医を受診しましょう。