海外セレブなどが愛飲していることで、注目を集めている「コンブチャ(KOMBCHA)」
テレビや雑誌、ネットなどの紹介を見ると「すごい効果がある!」「痩せる!」と非常に高評価なので・・・
噂の真相を確かめようと、コンブチャに初挑戦してみました!!
ただ、市販のコンブチャはちょっとお高めなので・・・
今回はコンブチャを自作してみました!!
コンブチャの作り方、自家製コンブチャを飲んだ感想などをまとめてみたので、コンブチャに挑戦してみたい方、コンブチャを作ってみたい方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
話題のコンブチャクレンズとは?
コンブチャクレンズとは、少し前に話題となった「ジュースクレンズ」のコンブチャ版といった感じです!(※市販でコンブチャクレンズという商品が出ています。)
ジュースクレンズとは、新鮮なフルーツや野菜を使った100%ジュースを食事の代わりに飲むというもので、美容や健康、デトックスやダイエットに効果的だと言われています。
スムージーやジュースクレンズのように、コンブチャクレンズを食事の代わりに飲むことで、美容や健康の維持、ダイエットのサポートに役立つとして、注目されているダイエットドリンクです。
ちなみに、日本発のコンブチャクレンズは、アメリカ産のコンブチャよりも進化していて、より燃焼しやすく、より毒素を出してくれる優れものなのだとか♪
※コンブチャクレンズは、独自のプレミアム処方による成分が配合されたオリジナルドリンクです。コンブチャで同様の効果が得られるというものではありませんので、あらかじめご注意下さい。
コンブチャクレンズはどこで買えるの?
コンブチャクレンズを販売しているのは現在、公式HPと楽天のみなようです。
私も最近ドラッグストアを数件回って探してみたのですが、やっぱり売っていませんでした・・・。
金額や送料、初回特典などを考えても、公式HPで買うのが一番なお得なようです^^
【公式HP】 KOMBUCHA CLEANSE
そもそもコンブチャ(KOMBUCHA)とは?
コンブチャとは、紅茶や緑茶に、砂糖、酵母やバクテリアからなる菌株(スコビー)を入れて漬け込んで、酸味が出て発泡が起きるまで発酵させた飲み物のことです。
日本の「昆布茶」と同じ名前であることから勘違いされる方も多いようですが、昆布茶とは全くの別物です。
最近、話題となった印象が強いコンブチャですが、ロシア、モンゴル、ヒマラヤ、中国などでは、古くから作られている伝統的な発酵飲料です。
日本へは、健康食品が流行っていた1975年頃、ロシアから持ち込まれて大流行!
菌株がキノコのような見た目であることから、当時の日本では「紅茶キノコ」と呼ばれていました。(紅茶キノコなら知ってる!という方もいるのではないでしょうか?)
ちなみに、写真の中にヌルヌルした物体が菌株(スコビー)です!なかなかグロいです・・・。
紅茶キノコがコンブチャと呼ばれるようになった理由とは?
どうして「紅茶キノコ」が「コンブチャ」と呼ばれるようになったのかというと・・・
90年代頃、韓国からアメリカへと渡った際に間違って伝わってしまったから(韓国では”菌”のことを”KOM”と発音するのだそう)という説が一番有力なようです。※諸説あり
その後、間違った名前のままアメリカで大ブームとなり、今では「KOMBCHA(コンブチャ)」という名前がすっかり定着し、世界共通語となったようです。
コンブチャの効果とは?
コンブチャには、微生物による自然な発酵過程で生まれる有機酸(酢酸)が豊富に含まれています。
有機酸(酢酸)には「腸内のバランスを整えてくれる作用」や「脂肪細胞の働きをストップさせる働き」などがあると言われていることから、美容や健康だけではなく、ダイエットにも良いと言われています。
科学的な根拠を示す研究結果や論文などは見つかりませんでしたが、整腸効果や便秘改善、美肌効果、美髪効果、疲労回復、ダイエットのサポートなどに役立つようです。
コンブチャを実際に作ってみた!
今回は、amazonで売っている培養キットでコンブチャを作ってみました!
準備するもの
- 砂糖(グラニュー糖がおすすめです!)
- ガラス容器(口が広いガラス製で耐熱タイプ)
- キッチンペーパーorキッチンクロス(清潔なもの)
- 有機スコビー(培養菌株)
- 有機ティーパック(今回は紅茶)
使用した培養キットはこちら↓
はじめにお読みください
使用するガラス瓶について
使用するガラス瓶やガラス容器は、口が広いもので耐熱タイプが適しています!
培養をはじめる前は、必ず衛生面に考慮し清潔なものをご使用ください。
容器をよく洗って煮沸消毒し、よく乾燥させてからお使い下さい。
使用する砂糖について
コンブチャを作る際に入れる砂糖は、スコビー(菌株)のエサとなり、発酵途中に消費されます。
使用する砂糖は、グラニュー糖が適していますが、ブラウンシュガーやココナッツシュガー、蜂蜜などでも可能ですが、発酵が遅くなったり、量によってうまく発酵が進まない場合などがあります。
初めて作る方は、まずはグラニュー糖でチャレンジしてみてくださいね!
おいしい作り方の手順
- 必要な量のお湯を沸かします。
- 湧いたお湯にティーバッグを入れ、3〜5分程蒸らします。
- 100mlに対して5gの砂糖を入れてよく混ぜます。
- ガラス瓶に冷ました紅茶を入れて、スコビーを加えます。(※かき混ぜる必要なし)
- キッチンペーパーでガラス瓶にかぶせ、輪ゴムor紐で留めます。
- 室温26〜32度の環境で発酵が進むのを待ちます。
※換気扇や通気口や窓の近くなど空気の流れが多い場所・直射日光の当たる場所・湿気のある暗い場所には置かないように注意してください。
※冬場など26度以下の環境でも発酵しますが、時間がかかる場合があります。
手順が多くて面倒くさそうに思えますが・・・
煮沸消毒済みのガラス瓶に紅茶と砂糖と菌株を入れて一ヶ月ほど放置するだけです!
↑これが培養中のコンブチャ!
LCLの中にいる、綾波レイにしか見えないです・・・
コンブチャの飲み頃は?
季節や室温によっても異なりますが、酸味が出て発酵が始まるまでには、最低でも約1週間ほど掛かり、約7日〜25日間ほどでおいしいコンブチャが完成します。
発砲が見られ始めたら、まずは、清潔なスプーンなどで味見をしてみて下さい♪
日が経つにつれ、徐々に紅茶や砂糖などの甘みが減り、リンゴ酢のような爽やかな酸味が出てきますので、お好みの酸味になったらお召し上がり下さい♪
コンブチャの危険性について
ネットでコンブチャについて調べると「コンブチャの危険性」などと出てくるので、不安に思う方もいらっしゃると思いますが、Wikipediaによると・・・
1977年に東京都立衛生研究所の研究者らが都内の愛飲家からわけてもらった紅茶キノコについての調査では、紅茶キノコを構成する微生物に病原性は認められなかった。
Wikipediaから引用
という記述があるので、危険性については心配する必要はなさそうです。
ただし、コンブチャは発酵由来の有機酸が豊富に含まれている、酸味が強い飲み物です!
空腹時や胃の粘膜が弱っている時には、刺激が強すぎる場合がありますので、ご注意ください。
また、コンブチャには整腸作用があるため、飲み過ぎてしまうと、お腹を下してしまう場合があるようです。
身体に良いからといっても、飲み過ぎには十分に注意をして、はじめは少しずつ飲み始めてみて下さいね♪
コンブチャの飲み方と楽しみ方
↑写真は、完成したコンブチャを炭酸で割って、カットしたレモンとりんごを加えたものです。美味!
発酵が進んでお好みの酸っぱさになったら、冷蔵庫で冷やしてお召し上がり下さい。
飲み方はお好みですが、カットフルーツを入れたり、炭酸水やフルーツジュースと割るのがオススメです。お酒が好きな方は、アルコールなどと割っても美味しいですよ♪
コンブチャは発酵を続けると、どんどん酸味が増してお酢のようになります。
お酢のように酸っぱくなったコンブチャは、ドレッシングやピクルス作りにもお使い頂けますし、薄めて蜂蜜などを足して飲むと美味しく飲めるのでおすすめです。
結局、市販と自家製コンブチャどっちがいいの?
最近、コンブチャクレンズのような市販のコンブチャがたくさん登場してきていますが、実際はどっちがいいのか?
今回、自家製コンブチャを作って思ったことを踏まえて、市販と自家製コンブチャのメリットデメリットをまとめてみました!
自家製コンブチャのメリット
・酸っぱさを自分で調整できる
・何度も作ることができる
・菌株(スコビー)の成長が楽しめる
・菌株(スコビー)を株分けできる
自家製コンブチャのデメリット
・作るのに時間が掛かる
・衛生面、カビなどへの配慮が必要
・大量できてしまうので、保管場所に困る
コンブチャクレンズのメリット
・買ったらすぐ飲める
・マンゴー味で飲みやすい
・有効成分が配合されている
・栄養成分を考え配合されているので、ファスティングに適してる
コンブチャクレンズのデメリット
・少し高い
・正しく飲まないと痩せない
・カロリーが高い
実際にコンブチャを作って飲んでみた感想やまとめ
作ってみた結果・・・意外と簡単に作れることが判明しました!
最初は、菌株(スコビー)が気持ち悪くて、こんなもん飲めるか!って思っていましたが・・・
毎日見ていると、愛着が湧くんですかね?「スコビーちゃん可愛い♡」とさえ思えてきます。
お味は、普通のお酢系ドリンクと変わらないので、普通に美味しく飲むことができました♪
痩せたと実感できるまでには、時間が掛かりそうですが、美味しいので無理なく続けられそうです!
みなさんも是非一度試してみてはいかがですか?