何をしてもつらい二日酔いの朝。
みなさんは、どのような対策・対処法を取っていますか?
対処法というか、二日酔いになりたくないなら「飲む量を控えればいい」それだけじゃない?
と、言われてしまえば‥‥まぁそうなのですが、
お酒が「死ぬほど好きなんだ!」という方はそうもいかないもの‥‥。
今回は、大好きなお酒で死ぬほどつらい思いをしている時に、ぜひ試してほしい「二日酔い対策」をご紹介したいと思います!
日本で馴染みのある方法はもちろん、海外の二日酔い解消法も交えながらご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
二日酔いに効く31tips
二日酔いに効く飲み物
1.グレープフルーツジュース(肝機能を高める)
クエン酸・ビタミン・糖分が含まれ肝機能を高めてくれます。
2.コーヒー (肝機能を高める)
カフェインが肝機能を高めてくれます。ですが、飲みすぎると胃が荒れてしまうので注意が必要です。
3.牛乳・ヨーグルト(アルコールの吸収を抑える)
牛乳を飲むと胃に膜を張ってアルコールの吸収を遅くすると言われています。また、ヨーグルトも同じ理由からです。
4.ヘパリーゼ(二日酔いの予防・対策)
|
<滋養強壮・胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患>
ヘパリーゼを飲むタイミングとしては飲み始める30分ぐらい前に飲むとよい感じがします。
逆にウコンのチカラとかウコン系は飲みが終わって帰るときに飲んだほうが効く気がします。
※飲んだ後は忘れることが多いですけど
副作用などを心配される方もいらっしゃると思いますが、重大な副作用はほとんどありません。
5.ココナッツウォーター(アルコールによる脱水症状に有効)
|
血液に含まれるのと同じ5つの電解質が含くまれているため、二日酔いによる脱水症状に効果的です。
6.自家製クエン酸ドリンク(アルコールの分解の手助け)
・水 500ml ・重曹 クエン酸 各小さじ1
材料を混ぜ合わせたものをがぶっといっき飲みするのが我が家では主流です。
クエン酸には肝臓の機能を高める働きがあり、アルコールを分解する力があります。
そして重曹が胃をスッキリさせ、即効性があり、吐き気がかなり楽になります。
7.ジンジャーティー(吐き気の緩和)
ハーブティーでも良いのですが、ジンジャーティーは吐き気を緩和する効果が高いことが証明されています。
飲むことで胃のむかつきが取れるそうです。
8.水(アルコールを排出)
ありきたりですが、水分をたくさんとってアルコールを尿として排出することで体は楽になります。
ですが、飲んだ後ではなく、飲んでいる時の方が効果的です。
二日酔いに効く食べ物
9.バナナ(カリウムの補充)
アルコールによる利尿作用によって失われてしまうカリウムを、バナナを食べることによって効果的に補充することができ、結果的に二日酔いを緩和することができます。
10.お味噌汁(肝臓の働きを助ける)
肝臓の働きを助ける良質のたんぱく質やビタミン類を有効的に摂取できます。
中でも、しじみのお味噌汁や魚のあら汁、豆腐のお味噌汁などが良いでしょう。
11.トマト(アセトアルデヒドを抑える)
トマトに含まれているリコピンが、アセトアルデヒドを抑えてくれます。また、トマトの酸味であるリンゴ酸やクエン酸には、胃の働きを活発にする働きがあります。
12.はちみつ(アルコールの分解を促進)
はちみつの中に含まれる果糖がアルコールの分解を促進するため、二日酔いが起きにくくなります。
二日酔いになってからでも良いのですが、出来れば飲み始める前に、はちみつ水、または、ティースプン2杯〜6杯程のはちみつを摂取するのがベストです。
13.ご飯やパン(アルコールによる低血糖症を防ぐ)
パンやご飯を食べることで、効果的に血糖値を上げることができ、低血糖症による二日酔いの症状を抑えることが出来ます。飲む前に食べておくのが効果的です。
二日酔いに効く薬
14.ハイチオールC(L−システインによりアセトアルデヒドを排出)
ハイチオールCに含まれるL−システインには、代謝を促進する働きがあり、二日酔いを引き起こす原因でもあるアセトアルデヒドを排出する手助けをしてくれます。また代謝が上がることで、疲れや体のだるさを改善する働きもあります。
15.ヘパリーゼ錠剤(二日酔いの予防・緩和)
|
ヘパリーゼのドリンクタイプももちろん効果的なのですが、錠剤タイプがオススメ!
理由は、安さとその効果にあります。
ヘパリーゼを飲むタイミング
飲む前、また飲んだ後に摂取するのが効果的です。
ヘパリーゼの主な成分肝臓水解物は賛否両論ありますが、私の経験からすると次の日楽な気がします。
プラシーボかもしれませんが!?
16.二日酔いに効くツボを押す(吐き気を抑える)
吐き気に効果のある内関(ないかん)とよばれるツボを押すことで少し楽になるそう。
引用元 http://blog.livedoor.jp/hangoverblog/archives/15927792.html
二日酔いの日にすること
17.よく汗をかく(アルコール排出)
汗をかくことで体内の毒素を排出し、二日酔いからの回復を早めることができます。運動をしなくとも、軽く散歩をしたり、買い物に行くなどして体を動かすことでだいぶ変わってきます。
もちろん汗をよくかいた分、水分はしっかり摂取しましょう。
18.よく休む(疲労回復)
気持ち悪くて寝てられない!とい場合でも横になり体を休めることが大切です。
もちろん睡眠を取れるようなら、長めの睡眠を取りゆっくり体を休ませてあげてくださいね!
海外の二日酔いの治し方
19.スプライト(二日酔いの軽減)
|
「二日酔いにもっとも効く飲み物はスプライトである」という研究結果より引用
20.トロピカルスムージ(カリウム補充)
・ココナッツウォーター 1カップ
・リンゴジュース ½カップ
・バナナ 1本
・蜂蜜 小さじ1
・キウイ 2個
これらをスムージーしたものを飲むことで二日酔い時に不足しがちなカリウムを補ってくれるんだとか。
21.オレンジ水(脱水作用を遮断)
水+オレンジジュース(水と同じ量の)+塩ひとつまみ程度
これらを混ぜて作った自家製ドリンクを飲むことで、アルコールによる脱水作用を遮断するそうです。
22.ガッツリ朝食を食べる(肝機能を向上・疲労回復)
イギリスやアイルランドは、とにかく朝ごはんはしっかり食べるそう。 たしかに、飲酒によって失われた栄養は補えるのかも?
23.水で薄めたヨーグルトを飲む(肝臓の解毒作用を活発化)
二日酔いに効果的とされ、日本でもお酒を飲む前に牛乳や乳酸菌ドリンクなどを飲まれる方もいらっしゃいますが、ヨーグルト大国のブルガリアでは、ヨーグルトを水で薄めて飲むそうです。
24.熱いシャワーを浴びる(血行促進によりアルコール分解能力が活発に)
お酒を飲んだ際、お風呂に入るのはNGとされていますが、翌朝はまた別です。
熱めのシャワーですっきりすることで二日酔いが軽減するのだとか‥‥。
25.レモンを脇の下に塗る(脱水症状の緩和)
プエルトリコでは、アルコール摂取の前や後にレモン汁を脇の下に塗ると、脱水症状が緩和されると信じられているそうです。
二日酔いにならない方法・飲み方
26.空腹で飲まない(アルコールの中和)
胃の中が空っぽだと血中のアルコール濃度が急激にあがってしまい、酔いやすくなってしまいます。
飲むとあんまり食べないタイプの人も、飲み始める前に軽く食べておくことがオススメです。
27.ゆっくり飲む(血中アルコール上昇抑制)
一気飲みや、やけ酒など早いピッチでお酒を飲むのは、やはり体に良くありません。
肝臓がアルコールを分解するよりも、早いペースでお酒を飲んでしまうと分解が上手く行えず血液中のアルコール濃度が高くなってしまうため、酔いが早く回ってしまいます。
28.お酒だけを飲まず、水も一緒に飲む(アルコール分解の手助け)
アルコールを体内で薄める効果もありますし、水分をたくさん摂ることで排泄が促されアルコール分解に効果があります。
飲んだ後に水を飲むのではなく、お酒を飲んでいる間に水を飲むようにしましょう。これだけで飲み過ぎても、次の日の残り方が変わってきます。
二日酔いを予防するおつまみ
29.タコ(タウリンによるアセトアルデヒド退治)
⇒ たこのお寿司・たこの刺身・たこのカルパッチョなど
たこは昔から肝臓に優しい食材と言われていますが、たこ含まれているタウリンという成分が、二日酔いの元凶であるアセトアルデヒドを退治してくれるからです。
30.きゅうり(利尿作用)
⇒ きゅうりの浅漬け・冷やしきゅうり・きゅうりのキムチなど
きゅうりは、数多くのビタミンをミネラルをはじめとする、水分を多く含んでいる食材なため火照った体の熱を取り除いてくれる作用があります。また、きゅうりには利尿作用があります。きゅうりを食べることで、翌朝の不快感や頭痛を抑制してくれます。
31.枝豆(悪酔い防止・肝臓の負担を軽減)
⇒ 枝豆のペペロンチーノ・枝豆豆腐
定番おつまみ枝豆ですが、枝豆に含まれているビタミンAやビタミンCには二日酔いや悪酔いを防止する効果があります。また、枝豆に含まれているタンパク質は肝臓の負担を軽減する役割も果たしてくれます。
二日酔いの症状によって対処法も変えるべき!
二日酔いといっても、様々な原因、症状があります。そのため、症状にあった治し方をしなくては効果がありません。 原因を知りより効果的な対処をしましょう。
二日酔いの頭痛の治し方
アルコールによる血管拡張が頭痛を引き起こすため、血管を伸縮させる必要があります。 血管収縮作用があるものを摂取することで頭痛を抑えることが出来ます。
代表的なものはコーヒーなどのカフェインです。また牛乳に含まれるセントロニンにも血管収縮作用があります。
二日酔いの頭痛の時に飲む薬
結論からすると頭が痛いからといってロキソニンなどの頭痛薬を飲むのは避けてください。
ロキソニンはプロドラッグといって肝臓で代謝されることで効果を発揮する薬なので二日酔いで大忙しの肝臓さんはロキソニンを分解しきれず肝臓にダメージを与えてしまう可能性があるのでやめたほうが良いとの事です。
そしてロキソニンに限らず頭痛薬には必ず「服用前後は飲酒しないでください」と注意書きがあります。
安易に頭痛薬を飲むのは避けたほうが良いでしょう。
脱水症状が引き起こす頭痛、だるさ、吐き気、食欲不振の治し方
アルコールには利尿作用があるため、摂取した水分以上の水分が体から失われます。つまり飲めば飲むだけ脱水症状になってしまうのです。結果、頭痛、だるさ、吐き気、食欲不振を引き起こしてしまいます。そのため排尿で失われた、ナトリウムやカリウムを補わなくてはいけません。
脱水症状を治すのに有効的なのが、みなさんもご存知の通り、ポカリスウェットなどのスポーツドリンクです。また、お味噌汁も水分補給と失われた栄養補給に優れています。
低血糖症が引き起こす頭痛、だるさ、筋肉痛の治し方
体が必要としている糖分(グルタミンによる糖)は肝臓で作られていますが、アルコールを分解する際、必要としている糖分の生産をストップしてしまいます。そのため、糖分が不足してしまい、低血糖症になってしまうのです。そのため糖分を補給することで、頭痛、だるさなどを抑えることが出来ます。中でもオレンジジュースなどのフレッシュジュースなどが有効的です。
アセトアルデヒドが原因の頭痛、だるさ、吐き気、疲労
アルコールが分解されてできるア物質アセトアルデヒドが体内に残ることにより、二日酔いの症状を引き起こしてしまいます。そのため、アセトアルデヒドを分解することで症状を抑えることができます。アセトアルデヒドの解毒には。しじみ、ゴマ、卵などが優れています。
胃の塩酸分泌が原因の吐き気、食欲不振、下痢
アルコールは胃酸の分泌を促し、胃酸過多の状態を引き起こします。この胃酸過多により吐き気、食欲不振、下痢といった症状が出てしまいます。胃の調子を整えるのに効果的なのは、大根おろし、しょうが、重曹などです。
まとめ
二日酔いになってしまった時は、自分の症状を見極め適切な対策をとることが大事。ということが分かりました。
自分にあった対策・対処法を見つけ、楽しくお酒を飲めるようにしていきたいですね。
関連記事