日本のコーヒー輸入量は、アメリカ、ドイツに次いで世界第3位!日本人は大のコーヒー好きだと言えます。
1日の始まりはコーヒーから始まるって方も多いですよね!
冬はホットもいいけど、やっぱりアイスコーヒーが好き!
自宅でもおいしいアイスコーヒーが飲みたいけど、なんだか薄くなってしまったり、香りが飛んでしまったり・・・。
どうしたらおいしいアイスコーヒーが淹れられるの?
おいしいアイスコーヒーを淹れられるようになって、幸せを感じたい!!※実は猫舌!
そんな事で今回徹底的に調べてみました。
アイスコーヒーを美味しくいれる5つコツ
「スターバックス」のコーヒースペシャリスト森さんから学ぶ!
アイスコーヒーを美味しくいれる5つのコツ。
分量
コーヒー10gに対してお湯180mlが黄金比
アイスコーヒーの場合は、2倍の粉が必要なので、コーヒー20gに対しお湯180mlという割合がベストです。
挽き具合(豆の粗さ)
ペーパーフィルターを使う普通のコーヒーメーカーなら「中〜細挽き」がいいのですが、使っているコーヒーメーカーによって、ちょうどいい粗さが異なるため、お店の人に相談するのがオススメです。
水
軟水のミネラルウォーターでいれる!
軟水はミネラル成分が少ないので、コーヒー成分に影響を与えにくく、コーヒーそのものの特徴が出やすくなります。
温度は90〜96℃がベストで、高温過ぎると、えぐみが出てきてしまいます。ちなみに、一回沸騰して、その泡が静まった頃が、96℃くらいです。
鮮度
コーヒーは鮮度が命!
コーヒー豆も生鮮食品なので、新鮮であればあるほどいいです。保存方法は冷蔵庫に入れるのはNG!
コーヒーには脱臭効果があるので、冷蔵庫のニオイを吸収してしまいます。そのため、光・熱・湿気・空気中の酸素を避けた、食器棚などがベストです。
急冷
アイスコーヒーにとって一番重要ポイントが「急冷」
液体の中に、コーヒーの味わいや香りをぎゅっと閉じ込めるため、直接氷などで急速に冷やすことが必要です。
これだけで、アイスコーヒーの味がぐっと変わります。
おいしいアイスコーヒーのいれ方
では実際にコーヒーを淹れてみましょう。
あらかじめサーバーに氷を入れておきます。
ペーパーフィルターを互い違い(山折、谷折り)になるように折ります。
紙臭さを減らすために一回水で流す人もいますが私はしません!
ドリッパーにフィルターをセットし、コーヒー粉をドリッパーに入れます。
アイスコーヒーの場合、粉の量はいつもの2倍!
コーヒー20gに対し、お湯180mlの計算です。
90℃前後のお湯を「の」の字を描くよう、粉全体に行きわたる程度に注ぎ、20〜30秒前後蒸らします。
粉がふくらんだら、何度かにわけ、また同じようにお湯を注ぎます。
グラスにに氷をいれ、注ぎます。
ちなみにグラスはMASON ATLAS パスタソースの瓶のリサイクルです。
完成!
抽出する時、はじめに蒸らすのはなぜ?
コーヒーのおいしい成分を抽出しやすくするためです。
コーヒーに含まれている油脂分には、水分をはじく性質がありますが、はじめに少量のお湯を注いで蒸らすことで、お湯がコーヒーの粉全体に行きわたります。
すると抽出時にお湯がコーヒーに浸透しやすくなって、おいしい成分が抽出しやすくなります。
おいしいコーヒーをいれるためは必ず蒸らす時間をおいてください。
コーヒー氷を作る!
冷蔵庫の製氷機で作った氷だと、溶けるのが速く、せっかくおいしいアイスコーヒーを淹れても、すぐに薄まってしまいます。なので、コーヒー氷を作っておくといいかも!カフェオレも牛乳をいれるだけで作れるのでオススメです♪
作り方は、濃いめに淹れたコーヒーを製氷器で凍らせるだけ!
本当にとっても簡単です。
多めに作ってジップロックなどで保存しておくと便利。
まとめ
5つのポイントのうち「豆」については、さほど気にせず作ったのですが、香りが引き立つ濃くて美味しいアイスコーヒーを淹れることが出来ました!
最大のポイントは「急冷」だったんですね!
氷で薄まってしまうのが嫌な人は、少し手間を掛けコーヒーで作った氷を作っておくのがオススメですよ♪
最後にひと言
最近、コンビニのアイスコーヒーも抽出して「急冷」するので、香りが良く本当においしくなりましたよね。
手軽なリラックス&気分転換にはそれも良いのですが、お湯を沸かしてる時間、コーヒーをセットアップしてる時間、蒸らしているときのコーヒーアロマ。
時間を掛け、手間を掛け、出来たコーヒーを飲み「美味しいなぁ」としみじみ感じる。
ここまでの行程、全部含めて気分を転換させてくれるのだと、今回改めて感じました。
こういう時間、重要ですね!
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