通販での水着購入は、実際に手にしたり、試着したりすることできないため「サイズは大丈夫か?」「デザインは自分に似合うか?」など、さまざまな不安や心配がありますよね。
さらに、洋服と違って頻繁に買うものでもないので、どう選ぶのが正解なのかイマイチ分からないという方も多いと思います。
今回は、水着を買う前に知っておきたい「水着選びのポイント」をご紹介。
水着選びで失敗したくないという方は、ぜひチェックしてみて!
【超重要!】水着のサイズの選び方やポイント
水着のサイズを選ぶ際、いつもの「洋服サイズ」で選んでしまう方も多いのですが、伸縮素材で作られている水着の場合、いつものサイズ感覚で選んでしまうと失敗してしまう可能性が大‥‥!
いくらデザインが良くてもサイズがフィットしていないと不恰好なので、サイズ選びは慎重に。
水着のサイズが大きいと?
- 水中では、陸上で着用した時よりも、さらに「ブカブカ」になります。
- 生地が体にフィットしていないと、体にまとわりついて、スムーズに動けません。
- 生地同士がこすれて、摩擦が増えるので、生地が傷みやすくなります。
サイズが小さいと?
- 水着がピチピチだと、無理してる感が‥‥。見た目も良くありませんね。
- 圧迫感が強いので、長時間着ていると苦しくなってきますし、動きにくいです。
- 生地が引っ張られるため、すぐに伸びてしまい、生地の傷みも早くなります。
サイズが合っていないと水中で動きづらく、さらに生地の痛みも早くなってしまうので、しっかり体にフィットするサイズを選ぶことが大切です!
水着のサイズの測り方
- メジャーを使って正確なスリーサイズを測ります。
- 測ったスリーサイズで、バスト・ウエスト・ヒップがどのサイズに当てはまるか調べます。
- バスト・ウエスト・ヒップの数値で当てはまったサイズのうち、該当した一番大きいサイズのものを選びます。
目安サイズ一覧表
JIS共通サイズ表(単位:cm) | ||||
サイズ | S 7号 | M 9号 | L 11号 | LL 13号 |
カップ | A/B | C/D | E/F | E/F |
バスト | 72~80 | 79~87 | 86~94 | 93~101 |
ヒップ | 82~90 | 87~95 | 92~100 | 92~100 |
ウエスト | 92~100 | 64~70 | 69~77 | 77~85 |
インポート水着などの場合は、JIS以外の規格でサイズが表示されている場合があります。
おおよその目安となるサイズ対応表は下記のとおりです。
日本 | アメリカ | イギリス | ヨーロッパ | |
7 | XS | 4 | 8 | 36 |
9 | S | 6 | 10 | 38 |
11 | 8 | 12 | 40 | |
13 | M | 10 | 14 | 42 |
15 | 12 | 16 | 44 | |
17 | L | 14 | 18 | 46 |
19 | 16 | 20 | ||
21 | LL | 18 | 22 | 48 |
23 | 20 | 24 |
※同じサイズ表記でも、ブランドやデザインなどによっては、サイズが大きく異なる場合がございます。上記の対応表は、あくまで目安としてお使いください。
バストとヒップで該当サイズが違う場合はどう選べばいい?
バストとヒップで該当サイズが違う場合、上下別々で揃えることができれば良いのですが、気に入ったデザインが無かったり欲しい水着が別売りされていない‥‥ということも。
では、そんな時はどのように選べばいいのでしょう?
胸が大きい方のサイズ選び
バストに合わせてLLサイズの水着を選ぶことをおすすめします。
バストに合わせることで、ボトムのサイズが合わなくなってしまいそう・・・という方は、サイズの調整がしやすい「タイサイドビキニ(紐ビキニ)」や「アジャスター付きの水着」を選ぶのがおすすめです。
お尻が大きめな方のサイズ選び
ヒップに合わせてLサイズの水着を選ぶことをおすすめします。
ヒップに合わせて選ぶと、デザインによっては、バストに隙間ができてしまうことも・・・。胸元が寂しい場合は必要に応じてパットやヌーブラなどで調整しましょう。
水着の生地は、縦方向にも伸びるためスリーサイズのみでサイズを選んでしまうと、きつく感じたり、小さく感じることがあります。
特に、身長の高い方がオールインワンタイプやワンピースタイプを選ぶ時はそういったサイズミスが多いです。サイズを選ぶ際には、総丈や着丈などもしっかりチェックするようにしましょう。
【体型・お悩み別】体型に合った水着選びのポイント
もう失敗しない!あなたに似合う水着の選び方
お次は、似合う水着選び方について。
ここでは、あなたに似合う水着を「体型・お悩み別」と「シーン別」に分けてご紹介します。
胸が大きいのが悩み
胸が大きい方は、バストをしっかり支えて固定できる「ホルタータイプ」か「ワイヤーの太い水着」がおすすめです。
ボリュームを抑えたい場合は、さらしのようにバストをカバーしてくれる「パンドゥブラ」を選ぶと胸元がすっきりして軽やかな印象に◎
膨張して見えやすい白やパステルカラーなどではなく、黒や紫といったシックなカラーを選ぶとすっきりと見せることができます。
胸が小さいのが悩み
胸が小さい方の場合、ワイヤー入りのものを選ぶとカップが合わず、胸との間に隙間ができやすくなってしまうのでオススメできません‥‥。
少しでも胸を大きく見せるなら「フレアトップ」や「パンドゥブラ」といった、ボリューム感のある水着を選びましょう。
トップのカラーは、視覚的に胸を大きく見せてくれる白やパステルカラーといった「明るめのカラー」をチョイスし、ボトムは「収縮色」を選ぶとメリハリのある体型に見せることができます。
足が短いのが悩み
足が短めな方は、腰から足にかけての境界線を誤魔化せる「タイサイドビキニ(紐ビキニ)」や「ハイウエストの水着」で脚長効果を狙うのが正解です!
タイサイドビキニ(紐ビキニ)の場合は、細い紐のものを選び華奢に見せて、結び位置を高めに持ってくると脚長に。
トップは、シンプルなものではなく、ボリュームのあるデザインや派手めなカラーを選び上半身(胸元や顔まわり)に視線がいくよう意識しましょう。
足元はベージュやコーラルピンクといった肌色に近いカラー×ヒールのあるビーチサンダルを選んで、さらに脚長効果を狙うと◎
肩幅が広いのが悩み
肩幅が広い方は、しっかり隠すよりも思い切って出したほうがすっきり華奢に見えます。
おすすめなのは「ショルダータイプ」や「ワンショルダータイプ」「オフショルダータイプ」といった肩や鎖骨がしっかりと見える水着。
デコルテを大胆に出すことで、視線をデコルテに向けることができるので、自然にお悩みをカバーすることができます。
ただし、ホルタータイプやクロスホルタータイプといった「首元の詰まったデザイン」や「肩紐が細いデザイン」は、肩幅が強調されやすくがっしり体型見えてしまうので、避けたほうが無難です。
お尻が大きいのが悩み
お尻が大きくて、むっちり見えてしまう‥‥という方はボトムが紐で結ぶタイプになっている「タイサイドビキニ(紐ビキニ)」がおすすめです!
ただし、布幅が大きいボトムを選んでしまうとお尻の大きさが強調されてしまうので、布幅は小さめなものを選ぶのが正解です◎
ボトムのカラーは、収縮効果のある黒やネイビーといった「暗めのカラー」。トップスは、派手めなカラーを選ぶと上半身に目が行きやすくなり、自然とお尻の大きさがカバーできます。
ぼっこりお腹が悩み
ぽっこりお腹が気になる方は、後ろから見るとビキニ、前から見るとワンピースに見える「モノキニ」視覚的にくびれを作ってくれる「ワンピースタイプ」の水着がおすすめです。
ただし、体型をカバーすることに集中しすぎると、女っぽさや色気が無くなりがちなのでデザイン選びには気をつけて‥‥!
ビキニの場合は、視線がお腹に向かないように、上下にポイントとなる装飾があるデザインやバスト広くデザインされた水着を選びましょう。
【シーン別】主役になれる水着選びのポイント!
海外旅行・リゾート
海外旅行やリゾート地に持っていく水着なら、いつもは着れない大胆な水着に挑戦してみては?
日本では、目立ちすぎてしまう露出度の高いインポート水着や普段は着れないセクシーな水着も海外やリゾート地なら浮く事なく馴染みますし、バカンス気分もより一層高まります♪
スパ・大型プール
子供からお年寄りまで、幅広い年齢の方が集まるスパや大型プールでは、露出度の高い派手な水着だと浮いてしまうことも‥‥。
かといって地味すぎる水着もイヤ!
そんな方は、ショートパンツやトップス、ワンピース、パレオなどが付いた、多機能なセット水着がおすすめです!
その場の雰囲気に合わせて露出度が調整できるので、幅広いシチュエーションに対応できますし、さまざまな着こなしが楽しめるので、一着持っていると便利です。
ジム・フィットネス
ジムやフィットネス用の水着をお探しなら、アクティブに動けるスポーティーなフィットネス水着やオシャレなタンキニが断然おすすめです。
最近は、プールからジムまでさまざまなシーン(水陸両用)で使えるレギンスやブラトップなど、お洒落なデザインのものが多いので、お好きなスポーツブランドで上下揃えるのも◎
フェス・イベント
夏フェスやイベント用に選ぶなら、着脱しやすいビキニタイプがおすすめです。
野外で行われることの多い夏のフェスやイベントなどでは、急な雨で濡れてしまったり、汗をかいたり、汚れてしまう事も多いので、着替えやトイレなどがスムーズなものを選ぶのがポイントです。
「レイヤード」や「透け感」が楽しめるデザインだと、さらに気分も上がりますね!
水着選びのポイントをおさらい
スリーサイズを測ってからサイズを選ぼう。
水着のサイズは、いつもの洋服サイズで選ぶと危険‥‥!
必ず自分のスリーサイズと照らし合わせてから選ぶようにしましょう。
少しでもスタイルが良く見える、自分の体型に合った水着を選ぼう。
体型やパーツ的なお悩みがある方は「コンプレックスを上手にカバーできるデザイン」と「自信のあるパーツが際立つデザイン」を意識して選ぶのがポイントです。
空間や雰囲気にマッチする水着を選ぼう。
せっかく可愛い水着でも、その場の雰囲気に合っていないとなんだか残念。
TPOに合った水着を選んで、大人のお洒落を楽しんで。
ぜひ今回の記事をヒントに、素敵な水着を見つけてみてくださいね♡