スーパーフード!ゴジベリー(クコの実)の効果効能!食べ方から副作用まで

スーパーフード!ゴジベリー(クコの実)の効果効能!食べ方から副作用まで

アメリカで流行中のスーパーフード「ゴジベリー」をご存知ですか?

ゴジベリーというとピンと来ない方も多いと思いますが、日本でいう「クコの実」のことです。

ゴジベリー(クコの実)は、話題のチアシードに続き、ミランダカーやマドンナといったセレブたちが愛用していることで話題になり、日本でも注目を集めているスーパーフードのひとつです!

今回は、そんな「ゴジベリー(クコの実)」についてご紹介したいと思います。

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ゴジベリー(クコの実)とは?

ゴジベリー

ゴジベリー(gojiberry)中国原産のナス科クコ属の果実のこと。

主に中国、台湾などで栽培され。薬膳料理や、ドライフルーツ、薬用酒、漢方薬の原料として使用されます。

中国では、果実は枸杞子(くこし)、根皮は地骨皮(じこっぴ)、葉は枸杞葉(くこよう)と呼ばれ、3000年以上前から漢方薬や民間薬として使われてきた歴史ある薬用果実で、あの世界三大美女のひとり、楊貴妃も愛した果実だと言われています。

中国食材というイメージが強いクコの実ですが、実は、日本でも古くから栽培され、江戸時代には、クコの葉を日常的に食したり、民間薬として使われていたそうです。

ゴジベリー(クコの実)の主な栄養素

ゴジベリー

クコの実には、なんと!100種類もの栄養成分(ミネラル・ビタミン類)が含まれていると言われ、健康にも美容にも良い食材です、ここでは、注目したい主な成分をご紹介します。

クコの実には、カロテノイドの一種である、ゼアキサンチン・βカロチン・リコピン
ポリフェノールの一種である、ルチン・タンニン
アミノ酸の一種である、ベタイン
植物ステロールの一種、β-シトステロール
オメガ3脂肪酸のひとつである、αリノレン酸。
ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCなどのビタミン類。
その他、カルシウム、食物繊維などを豊富に含み、その効果や効能は多岐に渡ります。

では、次にゴジベリー(クコの実)効果効能を詳しく見てみましょう。

ゴジベリー(クコの実)効果効能

ダイエットをサポート

ダイエット

ゴジベリー(クコの実)に含まれる「ベタイン」には脂肪の蓄積を防ぐ働きがあります。また、糖質の代謝を促進する「ビタミンB1」、脂肪の燃焼を促進する「ビタミンB2」も多く含まれています。
さらに、クコの実に含まれる「食物繊維」には、腸内環境を整え便秘を改善してくれる働きや満腹感を高める効果があるため、ダイエットに効果的です。

美白・美肌効果

美白・美肌

ゴジベリーには、ビタミン類が豊富です。肌の細胞の活性化に欠かすことのできない「ビタミンC」は、オレンジの約500倍も含まれていると言われ、細胞の修復や再生する効果がある「ビタミンB群」も豊富です。

また「ルチン」「タンニン」といったポリフェノール類、「β-カロテン」「リコピン」「ルテイン」「ゼアキサンチン」などのカロテノイド類など、強い抗酸化作用を持つ成分が豊富に含まれているため、アンチエイジングにも有効です。

さらに、ゴジベリーは美白効果も期待できる食材です。

ゴジベリーに含まれる「ビタミンC」「タンニン」などは、シミの原因となるメラニン色素の増殖を抑え、コラーゲンの生成をサポートしてくれる効果があり、美白効果に期待できる食材です。

免疫力UP

ウイルス

クコの実(ゴジベリー)に含まれる「ビタミンC」は、免疫システムをつかさどる白血球の働きを活発にするため、菌やウイルスなどの病原菌に対する抵抗力が強くなるため、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に役立ちます。

眼病予防

目

クコの実は「飲む目薬」とも言われるほど、目に優しい食材でもあります。

ゴジベリー(クコの実)に含まれる「ゼアキサンチン」は、人の目の網膜にも存在する成分で、紫外線などによる目の酸化を防ぐ働きがあり、視力低下の予防、白内障や緑内障いった眼病予防に効果的です。

冷え性・むくみ・肩こり・腰痛の改善

冷え性・むくみ

ゴジベリー(クコの実)に含まれる、「ルチン」「ヘスペリジン」などのポリフェノールには、血管を強化し血流をスムーズにする働きがあることから、血行不良から引き起こされる、冷え性・むくみ・肩こり・腰痛などの改善が期待できます。

肝機能を高める

肝機能

ゴジベリー(クコの実)に含まれる、「ベタイン」には胃液の酸度を調節する働きがあり、胃の健康を保つ効果があります。
それだけではなく、肝臓への脂肪の蓄積を防ぐ働きがあり、脂肪肝の予防や肝機能の向上により脂肪肝から肝硬変や肝炎、肝ガンへの進行を抑制する効果が期待されます。

ゴジベリー(クコの実)副作用と摂取量の目安

副作用についてですが、ゴジベリーに含まれる「ベタイン」には、月経促進や人工中絶薬としての作用があるという話があります。摂りすぎなければ問題はないと思いますが、念のため、妊娠中や授乳中の方は注意が必要です。

その他の方は、摂取量をきちんと守り摂取すれば、特に副作用はない考えられています。1日の摂取量の目安としては、大さじ山盛り1杯(約20g)程度を目安にして食べるようにしましょう。

ゴジベリー(クコの実)食べ方

ゴジベリーは、日本の食卓にあまり馴染みがない食材なため、お料理に取り入れにくく、ドライフルーツのようにそのまま食べている方も多いようです。なのでここでは、ドライフルーツ以外の食べ方やレシピなども紹介していきたいと思います。

クコ八宝粥

クコ八宝粥

クコの実など8種類の食材のお粥

材料
米 1カップ
大麦 大さじ2
蓮の実 12〜16粒
銀杏 12〜16粒
ナツメ 12〜16粒
小豆 大さじ2
インゲン豆 大さじ2
落花生 大さじ2
クコの実 大さじ2
松の実 大さじ2、
黒胡麻 大さじ1、
塩 適宜
水またはチキンスープ 4カップ
砂糖 (オプション)

クコ八宝粥 材料

作り方
1.鍋に、ピーナッツと小豆と水を入れたら蓋をし、沸騰させます。沸騰してきたら火を弱め20分間煮ていきます。
2.インゲン豆を鍋に追加し、すべて食材が柔らかくなるまで煮たら、火を止め、脇に置いておきます。
3.別々の鍋に、水または、チキンスープの4カップ、米、大麦を入れ、沸騰させます。
4.銀杏、ナツメ、蓮の実をお湯でサッとすすいだものを鍋に入れ蓋をしたら、蓮の実が柔らかくなるまで煮ていきます。
5.*1で煮ていた、ピーナッツと豆類を追加し、必要に応じて、チキンスープor水を足しながら、全ての食材が柔らかくなるまで煮ていきます。
6.塩や砂糖で味付けをし、最後にクコの実を入れて蓋をして、10分間ほど置きます。
7.最後に松の実とゴマをトッピングしたら完成です。

作り方をチェック▽
https://travelling-foodies.com/2013/01/19/eight-treasures-porridge/

枸杞茶

枸杞茶

クコの実と菊の花のお茶

材料
菊茶の花 3-4個
クコの実 小さじ1
80℃以上のお湯 1と1/2カップ

*オプション
氷砂糖、または、レモンとはちみつ
ミント

作り方
1.クコの実と菊の花をカップに入れ、お湯を注ぎ、3〜5分間抽出します。
2.お好みで氷砂糖、または、レモンとはちみつを加え、ミントを飾ったら完成です。

作り方をチェック▽
http://www.chinasichuanfood.com/chrysanthemum-tea-with-goji-berry/

ゴジポップサングリア

ゴジポップサングリア

クコ茶で作るサングリア!

材料
※ゴジポップ 大さじ8
お湯 2カップ
赤ワイン 1カップ
トリプルセック ½カップ
オレンジスライス 2枚
レモンスライス 2枚

作り方
1.ティーポットや耐熱ピッチャーにコジポップと沸騰したお湯を注ぎ、冷めるまで抽出します。
2.*1にワイン、トリプルセック、レモン、オレンジを追加します。
3.グラスに氷を入れ、完成したサングリアを入れたら完成です。

※ゴジポップは、ゴジベリー、ハイビスカスの花、りんご、ローズヒップ、ハネデューメロン、マリーゴールドの花びらなどで作ったハープティーのことです。

作り方をチェック▽
http://blog.davidstea.com/en/goji-pop-sangria/

まとめ

ゴジベリーの小さい粒の中には、健康や美容に嬉しい成分ぎっしり詰まってます。

ゴジベリーは、ドライフルーツとしてそのまま摂ることができるので、小腹が空いた時に食べたり、毎朝サプリのように数粒食べることを習慣づけたりするのもよいと思います。

手軽に始めやすい健康食材ですので、是非、お試くださいね♪

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