巻きづめの矯正は自分でも出来るって知ってた?巻き爪・陥入爪の治し方

巻きづめの矯正は自分でも出来るって知ってた?巻き爪・陥入爪の治し方

下記のような「巻き爪・陥入爪」の症状に苦しんでいませんか?

  • 爪が痛くて靴が履けない
  • 足先の尖った靴なんか論外!
  • 歩くのも痛い・・・
  • フットネイルができない!
  • 気になって人前で素足になれない・・・

こういった症状に悩む、巻き爪の人の割合は約10人に1人・・・。多くの人が抱えている悩みのひとつです。

そんな痛くて辛い巻き爪ですが、皆さんの中には「そのうち治るだろう」と放置されている方もいるのでは?

しかし、巻き爪は放置することでさらなる悪化を招きやすく、場合によっては日常生活に支障をきたすほどの痛みが生じてしまうことも・・・。

例え、症状が軽い場合でも早めに治療をしておくことが大切です

「痛くて痛くて耐えられない!」そんな最悪の事態が起きる前にやっておくべき『巻き爪対策や治し方』をご紹介していきたいと思います。巻き爪に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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そもそも巻き爪とは?

巻き爪とは、爪の両端が内側に巻き込んだ状態のことをいいます。

全く痛みを伴わない軽度なものから、痛みや炎症、傷口から細菌が入ることで化膿してしまう重度なものまで症状はさまざまです。

症状が悪化すると手術が必要になる場合もありますが、軽度なうちに治療を行っておけば治りも早いので、痛みがない場合でも放っておかず早めに治療を始めることが大切です。

巻き爪の種類

巻き爪の種類

巻き爪には上記の図のとおり、さまざまな種類やタイプがあります。今回は代表的な2つのタイプをご紹介します。

弯曲爪(わんきょくそう)

爪がひどく弯曲(わんきょく)しながら伸びていった状態を「弯曲爪(わんきょくそう)」といいます。

いわゆる「巻き爪」と言われているのは、この弯曲爪(わんきょくそう)のことです。

親指に起こることが多く、前方から見ると「馬のひづめ」や「アルファベットC」、ひどい場合には「のの字」に爪が変形してしまいます。

爪の巻き込む形や深さなどによっては、痛みや炎症を起こすことがあります。

陥入爪(かんにゅうそう)

巻き爪種類

伸びた爪の先端や両端の角が爪のまわりの肉に食い込み、痛みや赤みなど炎症が起きた状態を陥入爪(かんにゅうそう)といいます。

炎症により腫れてしまった場合、爪の角がさらに肉に埋もれ、さらに悪化してしまうといった悪循環が起きやすく、放っておくと食い込んだ部分に細菌が入り化膿してしまうこともあります。

また、炎症した状態が長く続くと、肉芽(にくげ・にくが)が形成され出血が起きることもあります。

巻き爪・陥入爪の主な原因

巻きづめ

では、なぜ巻き爪や陥入爪になってしまうのでしょうか?原因を見ていきましょう。

間違ったサイズの靴を履いている

小さいサイズの靴や足先の細い靴を履いているために、足先、指、爪などが圧迫されて巻き爪になってしまうケース。

ハイヒールをよく履く

上記と同じように、ヒールの高い靴を履くことで、指先や爪先が圧迫されて負荷が掛かり巻き爪になってしまうケース。

深爪がち

巻き爪の方は、爪が伸びてくると痛みが出てくるため、ついつい深爪になるまで切ってしまう方が多いようです。

しかし、深爪にしすぎると爪周りの皮膚が盛り上がってしまうため、爪の成長の邪魔をして、爪が皮膚に食い込むように伸びてきてしまうことがあります。

巻き爪や陥入爪を悪化させず早く治すためにも、爪の切りすぎには注意するようにしましょう。

指への打撃、スポーツ

指や爪をぶつけたり、指や爪に激しい負荷をかけすぎると(スポーツなどによって) 爪の側面や周辺の肉の部分に炎症を起こすことがあります。

炎症によって足の指の肉が盛り上がってしまうと、両端から爪を圧迫してしまい巻き爪になってしまうことがあります。

体質が原因でなる場合

いろいろな原因はありますが、爪の形状そのものが原因で起こることがあります。

また、爪が薄くて柔らかい方は巻き爪になりやすかったりします。

巻き爪の治療法

病院での治療

症状が悪化している場合は病院へ

痛くて歩くのもツライ場合や化膿してしまった場合など、症状が重度な場合は、すぐにでも病院で治療する必要があります。

巻き爪の治療は、外科・形成外科・美容外科などで行うことができ、病院によっては、皮膚科(美容皮膚科)でも治療が行えます。

皮膚科に関しては、病院によっても異なりますので、お電話や病院HPなどで確認しておくと良いでしょう。

症状の進行具合によっては、手術が必要となる場合がありますので、重度である場合は、手術が可能な「外科系の病院」へ行かれると良いでしょう。

病院によって、採用している治療方法などは異なりますので、あらかじめ下調べをしてから受診されることをお勧めします。

ワイヤー法

巻き爪の治療法で一番スタンダードな治し方

ワイヤー法とは、爪の両端に穴を開けてワイヤーを通し、爪の両端からワイヤーの引っ張る力を利用して、巻き爪を矯正していく方法です。

保険適用外のため、初診の費用は9,000円~15,000円くらいが相場となります。

治療後の通院も必要になり、巻き爪が完全に治るまでに約1年ほど掛かります。(イメージとしては、歯の矯正のような感じです。)

治療費用合計は、30,000円~50,000円が相場

フェノール法

患部が化膿している場合の治し方

フェノール法とは、患部に局所麻酔をして薬剤で爪の根元を焼いて行われる方法です。

痛みも少なく、短時間の外来手術で終わります。

保険適用の手術のため、20,000円以下が相場

自分で矯正治療をする

セルフ治療という選択肢もあります!

巻き爪の治療は、病院での治療以外に自分で治すという選択肢があります。

最近では、自宅で簡単に治療が行える「巻き爪矯正グッズ」が販売されており、セルフ治療を行われる方も増えています。

病院での治療は怖い!費用を出来るだけ抑えたい!という方には、自分で行う矯正治療がオススメです。

巻き爪ブロック

医療機器の認可も取得してるので安心して使える矯正器!

巻き爪ブロックは、巻き爪を治療したい部分に矯正器を取り付けるだけで、簡単に巻き爪を矯正することができる医療機器です。

病院治療に比べて、非常に安価で巻き爪治療が行えるのが最大のポイントです。

強さは4種類から選ぶことができるので、自分の爪の症状や状態に合わせて治療を行うことが出来ます。

万が一人に見られてしまっても、ネイルのパーツのような可愛いデザインなので安心です。

取り外しも簡単にできるので、必要な時だけ取り付けて使うことができ、手軽に治療が行えると大変人気のある矯正器です。

巻き爪ロボ

自分で爪の形が変えられる、新しいタイプの矯正器

巻き爪ロボは従来の矯正器では不可能だった「思い通りの形に変える」を実現した矯正器です。

痛みも少ないため、日常生活に支障をきたさず矯正できるのが巻き爪ロボの魅力です。

医療機器の認可も取得しているので、安心してお使いいただけます。

すでに痛くて歩きにくい方

やわらかいゲルで、爪と指の間に入り込み、適度な力で爪を押し上げながら指を徹底ガードして痛みを和らげる「巻爪直子」という商品が人気みたいです。一度試してみては?

その他矯正器

他にも「プレート系」「テープ系」「ゲル系」など様々なタイプの矯正器がありますが、今回は自宅治療の方法の中でも、特に人気が高い巻き爪ブロック 」「巻き爪ロボ の2点を挙げてみました。

まとめ

巻き爪は放置することで、悪化しやすく治療にも時間が掛かると言われています。悪化すると、歩くのも辛くなるほどの痛みや炎症が生じ、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。ですから、痛みがない軽度な場合でも、できるだけ早めに治療をはじめることをお勧めします。

最近では、病院での治療以外に自宅で簡単に治せる方法などもあるので、気になる方は早めに手を打っておくと良いでしょう。※ 既に症状が重度だという方は、迷わず病院を受診されるのが一番です。  

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