この時期になると出回る生筋子。
アメリカ産などの輸入ものは、一年通して売られていますが、北海道産の生筋子が売り出されるのはこの時期だけです。
もちろん筋子のままだと下処理をしなくてはいけないため、手間うんぬんを考えると面倒だし、今まで買うのを躊躇していたのですが、旬のいくらを思う存分食べたいという願望から、今回初めていくらの醤油漬けを作ってみました。
旬の生筋子を使ったいくらの醤油漬けの作り方(レシピ)
材料(分量の目安)
生筋子・・・・200g
☆醤油・・・・大さじ2
☆酒・・・・・大さじ1
☆本みりん・・小さじ1
昆布・・・・・10cmほど
塩・・・・・・適量
初物だったので少々高めですが、100g、200~350円まで値段が落ちます。(生筋子の旬は10~11月)
筋子は張りとツヤがあり、粒がしっかりしているものを選びましょう。粒が大きすぎると皮が固い場合があるので程よいものを。
あらかじめ保存容器などは煮沸消毒しておいてくださいね。
いくらの醤油漬けの漬け汁の分量
醤 油 | 日本酒 | みりん | 鰹だし | 参 考 |
10 | 味が濃くなり過ぎないように醤油の量はやや少なめにし、3時間ほど経ってから味見をして、味が薄いようでしたら醤油を足します。程よい感じに仕上がっていたら、一旦、いくらをざるに上げて余分な醤油を切ります。醤油だけで漬ける場合は、パンパンになるまで吸わせないのがコツで、こうすることで、とてもやわらかく仕上がりますし、雑味のない、いくら本来の甘みも味わうことができます。醤油は上質なものを使いましょう。 | |||
6 | 4 | 甘みを押さえたすっきりした味付けです。いくら本来の風味を味わうことが出来ますが、醤油だけ又はみりんを加えた場合と比べて甘みが少ないので物足りなく感じるかも知れません。 | ||
6 | 2 | 2 | 最もポピュラーな味付け。 初めて漬ける方は、この分量をベースにいろいろと工夫してみてください。 | |
6 | 1 | 1 | 2 | だし入りは好みの分かれるところです。味がまろやかになって良いという人もいれば、だしの味が邪魔だという人もいます。 |
引用 http://ikura.nomaki.jp/
step1筋子をほぐす。
ざるに生筋子、約40〜60℃前後(人肌程度)のぬるま湯と塩を大さじ1を入れ、お湯の中で皮を取り除いていきます。
薄皮が白くなってきますが、失敗ではありません。そのまま続けてくださいね! (今回は、スーパーでほぐしてもらいました。)
step2 水洗いする。
薄皮がはがれたら、ほぐれてきたお湯を捨て、冷たい水を入れ。アク取りアミで軽く混ぜながら皮をすくいながら汚れをとりましょう。この薄皮が生臭さの原因になるのでできるだけ取り除きましょう。(といっても、きりがないのであくまである程度でOKです。)
※この時まだ白く濁っていても大丈夫です。
step3漬け汁を作る。
次に☆の材料を混ぜ合わせ、中火1分煮立たせます。アルコールが飛んだら昆布を入れ火を止めて冷ましてください。
step4寝かす。
冷めた漬け汁と水気を取った筋子を合わせて保存容器に入れ30分から一晩程度お好みで寝かせます。
完成!
お好みで刻みのり、しそ、わさび、ごま、ネギなどをトッピング。
いくらのオススメの食べ方
いっぱい作ったら普段より贅沢にガッツリ食べちゃおう!
いくら丼
いくらと言えば、いくら丼!豪快にいくらを楽しもう。
画像引用 https://jp.pinterest.com/pin/381680137146527921/
いくらおろし
ちょっとリッチなおつまみに!
画像引用 http://ma8coro.blog.jp/archives/4691966.html
スモークサーモンといくらの親子冷製パスタ
作り置きしておいたいくらで冷製パスタ。
画像引用 http://cookpad.com/recipe/2687847
いくらのとろろ和え
こちらも簡単、旨いおつまみ。
画像引用 http://recipe.foodiestv.jp/recipe/11886.html
まとめ
もっと難しくて、手間が掛かるものと思いきや非常に簡単!大好きないくらが思う存分頼めるうえに、普通に買う半額程度の金額で楽しめるのでリピートしようと思いました。
また、遅い時間にスーパーにいくと半額セールされてたりするので、そういう時にたくさん買って作り置きしておくのも手です。
分量などはお好みで調整してお好みのいくらの醤油漬け作りに挑戦してみてはいかがですか?こんなに簡単ならもっと早く作れば良かったと思うほど、本当に簡単なのでオススメです。